[著者] 福島哲史
●仕事のなかでは、失敗はそうそう許されない。
だから、若いときに恥をかきそびれると、どうしても優等生となって、はた目を気にし、失敗をものともせず挑戦するなどということがなかなかできなくなる。
●ところが、ライフワークにおいては、嫌ならやめればよいし、生計に影響してくるわけではないから、思いきった冒険ができる。つまり、新入社員の頃、あるいは子供の心にまで戻れるのである。
皆がそういう心持ちで集まると人間的にもうまく交流できることが多い。
だから、とても気持ちがよい。
●一生の友は、若いときにしかできぬなどと考えないことだ。
若いときに友ができるのは、共に苦労したり恥をかくからだ。
●ライフワークをもち、そこで自らが初心、新鮮な気持ちで人に接すれば、いつでも楽しい人間関係が開かれていくのではないだろうか。
(本文より)
定価:660円(本体600円+税10%)