[著者] 島田士郎

初対面の人と出会うときは、誰でも身構えてしまうものだが、冷静に考えてみれば、これほど大きなチャンスはない。新しい人間関係が始まるだけでなく、気付かなかった自分の可能性を発見できる。その出会いがうまくいかなくとも、初対面の機会は次々に訪れる。
IT革命が推進され、バーチャル・リアリティが日常化しても、人と人の関わりは薄れることはない。初対面を活かせる人は、濃密な人間関係を愉しめる人であり、自分自身のキャパシティを広げられる人である。人と人の世の中で生きていくのなら、思いきり人間関係を活用したほうがよい。
本書は、初対面というシチュエーションに絞り込んで、どうすれば第一印象を良くして、コミュニケーションの第一歩を踏み出せるのかというテーマについて、できる限り具体的に話を進めている。すぐに使えるノウハウも、ふんだんに盛り込んでいるから、きっと、いろいろな場面で役に立つに違いない。
（「はじめに」抜粋）

定価：660円（本体600円＋税10%）