[著者] 桜田靖
シェアハウスに学生6人が暮らした。リーダー格の雷光が他のメンバーを趣味の神秘現象研究会に引き入れた。自分が怪談を披露し、皆にも強要したが全てフェイクのお粗末さ。
五月の連休に富豪の子の核太がスポンサーになって、故郷の信濃にバスハイクした。一晩目は核太の屋敷、翌日は戸隠で奇譚を聞き、核太の父の計らいの姨捨の古寺の本堂に泊まった。
夜中に迷度は童子の卒塔婆を拝み核太と陽奈は無縁塚を拝むのを雷光が見たが、本人達は否定し、雄太は雷光一人が外に出たと証言した。
定価:330円(本体300円+税10%)