紅葉の死美人屋敷

紅葉の死美人屋敷 表紙イメージ

[著者] 桜田靖

鬼山刑事課長は都心から多摩の田舎警察に転勤になり出世レースから脱落したと自覚した。
赴任先に難事件「紅葉屋敷女性死体遺棄事件」が時効を控えて捜査に焦燥感を持った。ベテラン刑事と若手の刑事に専従捜査をさせたが埒があかず、自分も内密に霊能者によるオカルト捜査をしたが無駄だった。
そんな中、死体の第一発見者の老人が、アル中による妄想から被害者が自分の娘だと信じ込み、秘儀で娘の魂を火葬して弔うと物騒なことを言うので、監視警戒させたが地獄絵の結末が待っていた。

定価:330円(本体300円+税10%)